刺繍加工

中国で小ロット生産を弊社は得意としています。
が、
二次加工が加わりますと、それは大変な事になります。

広州の二次加工屋(刺繍、プリント)は大変強気で有り
それでいて、品質は結構粗い。
それが、加工数量が少なくなれば成る程、対応がいい加減で、
この文字がどうして、この文字に成ってしまうのか?
と言うレベルも多いのです。

兎に角、良い物を完成させるには
ロットが多い程良いのです。安定するのです。

刺繍の場合は一度に12枚の型枠に生地をセットし
一気に12枚の刺繍が完成します。

その為、最低ロット60枚(5回生地を入れ替えるだけ)が限界となります。
それでも、私は納得の行く仕上がりにはなりません。
アッという間に60枚程度は、出来てしまう数量です。
日本の場合は、工場全員がプロ意識を持って、生産を行うのですが
中国の場合は感じません。技術屋が少ないのです。

なので、刺繍等は日本で行うか、デザイン、加工方法を再度検討して頂く方が
私は安心です(笑)
決して逃げている訳ではありません。
価格を安く作りたい製品は、中国で二次加工OKです。
高品質な製品に対して、枚数の少ない加工は中国では無いと思います。
(新しい加工業者が出て来ればいいのですが・・)

企画に対して、使い分けをして欲しい、

お伝え致します。